著名人のプレゼン
2010年06月05日
彼が遠いよね(谷村新司さん)
今日、ある番組のゲストで谷村新司さんが出演されていました。
番組が始まっての第一声。
「彼が遠いよね」
一番遠くにいる男性モデルの席を指摘。
そして一言、「小さいテーブルを用意しようよ」
プレゼンを行う上で、会場のセッティングは非常に重要です。
なるべく、全ての聴き手に平等な距離を作る。
そのためにセッティングを行う。
それは、聴き手への思いやりです。
しかし、座席が移動させられないことも多々あります。
例えば、裁判所。傍聴席や裁判員席は移動することはできません。
そんな時はどうするのか。「話し手が立ち位置を工夫する」と、
当協会の理事長が答えています。
プレゼンは聴き手を思いやることが大切。
話し手が聴き手に合わせて自分の場所と聴き手の場所を決めるのです。
思い起こせば、私の学生生活は、先生に席を常に決められていました。
一番前の特等席。あれはどう考えても、話し手の都合では・・・・
夢感動プレゼンター
番組が始まっての第一声。
「彼が遠いよね」
一番遠くにいる男性モデルの席を指摘。
そして一言、「小さいテーブルを用意しようよ」
プレゼンを行う上で、会場のセッティングは非常に重要です。
なるべく、全ての聴き手に平等な距離を作る。
そのためにセッティングを行う。
それは、聴き手への思いやりです。
しかし、座席が移動させられないことも多々あります。
例えば、裁判所。傍聴席や裁判員席は移動することはできません。
そんな時はどうするのか。「話し手が立ち位置を工夫する」と、
当協会の理事長が答えています。
プレゼンは聴き手を思いやることが大切。
話し手が聴き手に合わせて自分の場所と聴き手の場所を決めるのです。
思い起こせば、私の学生生活は、先生に席を常に決められていました。
一番前の特等席。あれはどう考えても、話し手の都合では・・・・
夢感動プレゼンター
2010年06月02日
手ぶらのスピーチの力(鳩山首相)
辞職について民主党両院議員臨時総会でのスピーチ。
ニュースのコメントでは
「自分の言葉を話している」「言葉に力がある」という感想がありました。
なぜでしょう。それは以前までスピーチとは明らかに違う点があるのです。
それは、手ぶらでスピーチを行っていること。
過去のスピーチと、今回の注目する2点に着目しましょう。
今まで、様々な場面で、カンニングペーパーを持っている姿が見えました。
スピーチの最中に手元に視線を落とす姿とは、「自信が無い」と見られます。目を見ない話しに心を揺さぶられることはありません。
このあたりは報道番組で再三放送されているので、ご確認ください。
今回は手ぶらです。手が遊び気味なのは、さておき。
鳩山首相の目線は聴き手である民主党議員に常に向けられています。
手元を一切見ないということは「自信が無い」瞬間が発生しないのです。
だから、好印象をもたれたのでしょう。
手ぶらですから、演台もありません。全身を見せることは非常に重要です。
体の一部が隠れる姿は盾に隠れながら攻撃するような印象をもたれます。
こちらの思いを理解してもらいたいのなら、丸腰が基本。
全身を見せることは、相手に正々堂々とした姿を連想させます。
手ぶらでスピーチしたことは非常に良かったと思います。
残念なのは党員に向けたスピーチであったこと、放映されているということは、党員以外へのメッセージにするべきかもしれません。
「国民」を主語にすれば、また違った内容になったのではないでしょうか。
夢感動プレゼンター
ニュースのコメントでは
「自分の言葉を話している」「言葉に力がある」という感想がありました。
なぜでしょう。それは以前までスピーチとは明らかに違う点があるのです。
それは、手ぶらでスピーチを行っていること。
過去のスピーチと、今回の注目する2点に着目しましょう。
今まで、様々な場面で、カンニングペーパーを持っている姿が見えました。
スピーチの最中に手元に視線を落とす姿とは、「自信が無い」と見られます。目を見ない話しに心を揺さぶられることはありません。
このあたりは報道番組で再三放送されているので、ご確認ください。
今回は手ぶらです。手が遊び気味なのは、さておき。
鳩山首相の目線は聴き手である民主党議員に常に向けられています。
手元を一切見ないということは「自信が無い」瞬間が発生しないのです。
だから、好印象をもたれたのでしょう。
手ぶらですから、演台もありません。全身を見せることは非常に重要です。
体の一部が隠れる姿は盾に隠れながら攻撃するような印象をもたれます。
こちらの思いを理解してもらいたいのなら、丸腰が基本。
全身を見せることは、相手に正々堂々とした姿を連想させます。
手ぶらでスピーチしたことは非常に良かったと思います。
残念なのは党員に向けたスピーチであったこと、放映されているということは、党員以外へのメッセージにするべきかもしれません。
「国民」を主語にすれば、また違った内容になったのではないでしょうか。
夢感動プレゼンター
2010年05月31日
敵と味方をはっきりさせる(橋下知事のサウンドバイト)
大阪市議で波紋を呼んでいる発言。
この言葉の意味はなんでしょう。そして、誰に向けて言い放ったのか。
私は「覚悟を決めろ」だと考えます。
そして、その相手とは、様子を見て、肯定も否定もしない議員。
議論を本気で行う市議会。それが橋下知事の狙い。
その為には、覚悟を決めた議員が必要です。
先日の補欠選挙、これからの選挙から、知事の理想とする議会の姿を想像してみます。
先日の福島区市議補欠選挙では橋下知事の政党大阪維新の会からの出馬候補者が大勝。
大阪維新の会は無党派議員にとっては魅力的でしょう。
議員にとって落選は失業。
当選する為の要素は喉から手が出るほど欲しいものです。
今後の選挙において「当選の為」の入党が行われる可能性があります。
そういった議員はまだ政局の様子を見ることになるでしょう。
しかし、維新の会は6月に入党を締め切ると宣言しています。
この宣言から議員の過半数を取ることは橋下知事の本意ではないと思われます。
もし、過半数を取るのであれば、ギリギリまで受け付けることが最善でしょう。
この発言で刺激され反論する議員がいます。
そういった議員こそ必要です。反橋下派がいないと、単なる独裁政治。
間違った方向を指摘することも、政治には必要ですから、反対論者は必要です。
不必要なのは、無意見、無思想、無関心の議員。
議案について、真っ向勝負をする議会には、そういった議員はいらないのでしょう。
そういった議員には覚悟を決めさせないといけません。
以前から知事は「反対意見は結構」「論破する」と言っています。
平松市長との対立にしても、思想や方向性の違いがあっても、
それに対して議論を行うことが正しい政治の姿。
国会で居眠りしている議員を見かけます。
それこそ、「仕分け」しないといけない税金。
大阪の無駄を排除する為の仕分けの言葉だともいえるのではないでしょうか?
夢感動プレゼンター
この言葉の意味はなんでしょう。そして、誰に向けて言い放ったのか。
私は「覚悟を決めろ」だと考えます。
そして、その相手とは、様子を見て、肯定も否定もしない議員。
議論を本気で行う市議会。それが橋下知事の狙い。
その為には、覚悟を決めた議員が必要です。
先日の補欠選挙、これからの選挙から、知事の理想とする議会の姿を想像してみます。
先日の福島区市議補欠選挙では橋下知事の政党大阪維新の会からの出馬候補者が大勝。
大阪維新の会は無党派議員にとっては魅力的でしょう。
議員にとって落選は失業。
当選する為の要素は喉から手が出るほど欲しいものです。
今後の選挙において「当選の為」の入党が行われる可能性があります。
そういった議員はまだ政局の様子を見ることになるでしょう。
しかし、維新の会は6月に入党を締め切ると宣言しています。
この宣言から議員の過半数を取ることは橋下知事の本意ではないと思われます。
もし、過半数を取るのであれば、ギリギリまで受け付けることが最善でしょう。
この発言で刺激され反論する議員がいます。
そういった議員こそ必要です。反橋下派がいないと、単なる独裁政治。
間違った方向を指摘することも、政治には必要ですから、反対論者は必要です。
不必要なのは、無意見、無思想、無関心の議員。
議案について、真っ向勝負をする議会には、そういった議員はいらないのでしょう。
そういった議員には覚悟を決めさせないといけません。
以前から知事は「反対意見は結構」「論破する」と言っています。
平松市長との対立にしても、思想や方向性の違いがあっても、
それに対して議論を行うことが正しい政治の姿。
国会で居眠りしている議員を見かけます。
それこそ、「仕分け」しないといけない税金。
大阪の無駄を排除する為の仕分けの言葉だともいえるのではないでしょうか?
夢感動プレゼンター
2010年05月29日
鳩山首相:普天間問題の記者会見
鳩山首相は、2010年5月28日(金)夜9時から、普天間問題に関する閣議決定後の記者会見を開いた。あれだけ世間を騒がせ話題になった普天間の基地問題に、鳩山首相は何をプレゼンしたのだろうか。

鳩山首相のプレゼンの目的は、「日米合意と閣議決定の内容について、日本国民の理解と納得を得て次の政治日程に進むことであった」であったはずだ。
果たして鳩山首相は信頼回復のラスト・チャンスを活かすことができたのだろうか?もし、そうでなければ、どのようなプレゼンをおこなうべきだったか。記者会見のプレゼン・シナリオを再構築してみよう。
続きは下記をご覧ください(会員エリア)。
http://www.npo-presentation.org/member/bb206/page.php#026
プレゼンご意見番
2010年05月25日
坂本龍馬のプレゼン力(3)
なぜ、龍馬は多額の借金に成功したのか。

幕府軍艦奉行並の勝海舟は、将軍家茂に直談判し、神戸に幕府の海軍人材育成をおこなう海軍操練所を設立した。勝海舟は資金調達のため坂本龍馬を越前に派遣し、越前藩主の松平春嶽から5千両を借用することに成功した。5千両は今の貨幣価値に換算すると約11億円にもなる。この5千両の借金に成功したプレゼン力の秘密に迫ってみよう。
続きは下記ページ(会員エリア)をご覧ください。
http://www.npo-presentation.org/member/bb206/page.php#025
2010年05月24日
挨拶がいいよね(石川遼くん)
石川遼くんが全米大会への招待状を受け取りました。
その記者会見の内容はほとんど報道されず残念でしたが、
挨拶が非常に気持ちよく印象的でした。
「こんにちは!」と元気の良い一声。
彼の今のコンディションを伺うことができました。
プレゼンを始める時には挨拶は必須。
しかし、やればよいということではありません。
挨拶で話し手のやる気やその日の内容を察することができます。
元気の良い挨拶なら、今から良い話がある。
神妙な面持ちの挨拶なら、深刻な話が始まる。
リラックスした挨拶なら、面白い話が始まる。
挨拶を軽視したプレゼンは、聴き手の期待が低くなりがち、
相手に期待をさせたいのなら、挨拶にも一工夫が必要でしょうね。
タイガーウッズも早くこういった状況になることを祈ります。
夢感動プレゼンター
その記者会見の内容はほとんど報道されず残念でしたが、
挨拶が非常に気持ちよく印象的でした。
「こんにちは!」と元気の良い一声。
彼の今のコンディションを伺うことができました。
プレゼンを始める時には挨拶は必須。
しかし、やればよいということではありません。
挨拶で話し手のやる気やその日の内容を察することができます。
元気の良い挨拶なら、今から良い話がある。
神妙な面持ちの挨拶なら、深刻な話が始まる。
リラックスした挨拶なら、面白い話が始まる。
挨拶を軽視したプレゼンは、聴き手の期待が低くなりがち、
相手に期待をさせたいのなら、挨拶にも一工夫が必要でしょうね。
タイガーウッズも早くこういった状況になることを祈ります。
夢感動プレゼンター
2010年05月23日
2回目の事業仕分けで学んだのは仕分け人?(事業仕分)
事業仕分け人として話題となるのは蓮舫議員。
前回では、一方的だということを指摘されて叩かれたものです。
しかし、ちょっと前回とは様子が違う。
気になってよく見ていると、理由がおぼろげながらわかってきました。
非常に表情が柔らかい。笑顔が良く見えます。
聴く姿勢を感じるのです。
質疑応答での話しを聞く表情というのは大切です。
目を見てまず、聴く姿勢をアピール。
うなずいて、聴いているとアピール。
顔の表情で、意見を受け入れるアピール。
前回の仕分けでの発言や態度についての反応であれば、
意見を受けれる姿勢として評価できるのではないでしょうか。
仕分けられる側よりも仕分ける側が常に反省して修正しているのであれば、
各事業者が勝てる余地はありません。
もっとも、言うときは言うのが蓮舫議員。
表情が柔らかくなったからといって、発言の鋭さは変わりません。
夢感動プレゼンター
前回では、一方的だということを指摘されて叩かれたものです。
しかし、ちょっと前回とは様子が違う。
気になってよく見ていると、理由がおぼろげながらわかってきました。
非常に表情が柔らかい。笑顔が良く見えます。
聴く姿勢を感じるのです。
質疑応答での話しを聞く表情というのは大切です。
目を見てまず、聴く姿勢をアピール。
うなずいて、聴いているとアピール。
顔の表情で、意見を受け入れるアピール。
前回の仕分けでの発言や態度についての反応であれば、
意見を受けれる姿勢として評価できるのではないでしょうか。
仕分けられる側よりも仕分ける側が常に反省して修正しているのであれば、
各事業者が勝てる余地はありません。
もっとも、言うときは言うのが蓮舫議員。
表情が柔らかくなったからといって、発言の鋭さは変わりません。
夢感動プレゼンター
2010年05月21日
姿勢は人格を表す(事業仕分)
事業仕分けで気になるのは話し手の姿勢。
姿勢は人格を表すといいます。
人格とは誠実か否かです。
相手にお願いをするのであれば、誠実であることを基本とする必要があるでしょう。
特に「敵」だと思う相手には、正直に誠実に公平にプレゼンすることが大切です。
相手の目を見ない
目をそらす姿勢で誠実さは伝わりません。
ひじを突いてマイクを持つ
ひじを突いた歪んだ姿勢では誠実さは伝わりませんね。
隣の人に数字を(横柄に)聞く
仲間に尋ねる姿も姿勢です。仲間にも誠実に対応しないとやはり伝わらないでしょう。
態度や話し方はデリバリーであり、伝え方となりますが、
姿勢とはプレゼンの準備からにじみ出るものだと思います。
聴き手にも、仲間にも誠意のある準備を行っている人は、本番でも、その誠意は自然と表れます。
デリバリー(態度、話し方)は本番で勝負できます。
しかし、プレゼンの姿勢は本番だけでは到底勝負できません。
誠意のある態度。プレゼンには「仁」の心が必要です。
夢感動プレゼンター
姿勢は人格を表すといいます。
人格とは誠実か否かです。
相手にお願いをするのであれば、誠実であることを基本とする必要があるでしょう。
特に「敵」だと思う相手には、正直に誠実に公平にプレゼンすることが大切です。
相手の目を見ない
目をそらす姿勢で誠実さは伝わりません。
ひじを突いてマイクを持つ
ひじを突いた歪んだ姿勢では誠実さは伝わりませんね。
隣の人に数字を(横柄に)聞く
仲間に尋ねる姿も姿勢です。仲間にも誠実に対応しないとやはり伝わらないでしょう。
態度や話し方はデリバリーであり、伝え方となりますが、
姿勢とはプレゼンの準備からにじみ出るものだと思います。
聴き手にも、仲間にも誠意のある準備を行っている人は、本番でも、その誠意は自然と表れます。
デリバリー(態度、話し方)は本番で勝負できます。
しかし、プレゼンの姿勢は本番だけでは到底勝負できません。
誠意のある態度。プレゼンには「仁」の心が必要です。
夢感動プレゼンター
2010年05月16日
基地を受け入れてない所が受け入れるべき。(橋下知事)
普天間基地問題にて、関西への受け入れの可能性を示唆するコメント。
もちろん、受け入れたいという言葉ではありません。
この言葉の真意とは、条約の責任は日本全国にあるということ。
アメリカ海兵隊の基地の条約は、アメリカと日本で結ばれた条約です。
軍隊の設置はどこの都道府県でも好ましく思われません。
そういった論理では、沖縄に多大な負担をかけていると捕らえられます。
条約を守ることは国際社会では絶対です。
普天間基地を移設するのであれば、沖縄と国とだけ考えるのではなく、
全国の知事で協力して、少しでも日本国民の負担が少なくなる方法を考える。
都道府県という枠ではなく、日本として何が出来るのかを考える。
普天間基地問題は、沖縄の問題ではなく、日本の問題。
それをしっかりと意識させる為の発言なのだと思われます。
もちろん「ふざけるな!!」という声もごもっともです。
しかし、そう思う前に少し真意を掴むことが大切です。
夢感動プレゼンター
もちろん、受け入れたいという言葉ではありません。
この言葉の真意とは、条約の責任は日本全国にあるということ。
アメリカ海兵隊の基地の条約は、アメリカと日本で結ばれた条約です。
軍隊の設置はどこの都道府県でも好ましく思われません。
そういった論理では、沖縄に多大な負担をかけていると捕らえられます。
条約を守ることは国際社会では絶対です。
普天間基地を移設するのであれば、沖縄と国とだけ考えるのではなく、
全国の知事で協力して、少しでも日本国民の負担が少なくなる方法を考える。
都道府県という枠ではなく、日本として何が出来るのかを考える。
普天間基地問題は、沖縄の問題ではなく、日本の問題。
それをしっかりと意識させる為の発言なのだと思われます。
もちろん「ふざけるな!!」という声もごもっともです。
しかし、そう思う前に少し真意を掴むことが大切です。
夢感動プレゼンター
2010年05月09日
「豊中市民の責任」(橋下知事)
伊丹空港の存続問題について橋下知事の発言です。
この言葉の真意は「住民の意見を選挙で反映させる」だと思います。
どの様な意見なのでしょう。
それは住民が空港と共に生活をしていけるのかどうかです。
伊丹空港は現在岐路に立たされています。
存続か廃止か。20年後に向けての議論です。
リニア新幹線、新しい鉄道路線の登場という外的脅威により
20年後は利用客が激減するという試算があります。
しかし、路線の見直しで需要は伸びる試算もあります。
空港による税収の確保、雇用の確保。
利用者の周辺地域への経済効果を無視することはできません。
しかし、ここにはあることが忘れられています。
市民の需要とは何か。それは、住民の生活環境。
黒字となっている伊丹空港は、自治体の財政を特別圧迫することはありません。
この点は関西空港とは様々な事情が違います。
一番大きな問題は「騒音問題」です。
先ほどの需要を伸ばす試算とは、発着時間や乗り入れ規制の緩和を行ってのことです。
伊丹空港を現状維持して、利用客を維持する為に規制緩和を行うと、
騒音問題はさらに高まる可能性があります。
それを考えるのは誰か。政治家です。市長です。
そして、彼らを選ぶのは誰なのか。市民です。
任期中に自治体の首長を変えることは容易いことではありません。
市政に住民の意見を反映させる一番のタイミングとは選挙。
だから、住民に責任をもって選挙に向わせないといけないのです。
「市民の責任」と挑発的な発言ですが、
よくよく考えると「自分の生活を委ねられる人に投票して欲しい」と解釈できます。
もちろん、市長との確執によるプレッシャーとも取れます。
知事の支持率から考えれば、選挙に影響を与えることは間違いありません。
知事の考えの先を行き、上を行く政策を提示することが前提となるでしょう。
問題提起はされました。
どの様な考えを提示するのか。それが市長選挙の見所になりそうです。
本当に効果のあるサウンドバイトかどうか、豊中市長選挙の投票率が教えてくれることでしょう。
夢感動プレゼンター
この言葉の真意は「住民の意見を選挙で反映させる」だと思います。
どの様な意見なのでしょう。
それは住民が空港と共に生活をしていけるのかどうかです。
伊丹空港は現在岐路に立たされています。
存続か廃止か。20年後に向けての議論です。
リニア新幹線、新しい鉄道路線の登場という外的脅威により
20年後は利用客が激減するという試算があります。
しかし、路線の見直しで需要は伸びる試算もあります。
空港による税収の確保、雇用の確保。
利用者の周辺地域への経済効果を無視することはできません。
しかし、ここにはあることが忘れられています。
市民の需要とは何か。それは、住民の生活環境。
黒字となっている伊丹空港は、自治体の財政を特別圧迫することはありません。
この点は関西空港とは様々な事情が違います。
一番大きな問題は「騒音問題」です。
先ほどの需要を伸ばす試算とは、発着時間や乗り入れ規制の緩和を行ってのことです。
伊丹空港を現状維持して、利用客を維持する為に規制緩和を行うと、
騒音問題はさらに高まる可能性があります。
それを考えるのは誰か。政治家です。市長です。
そして、彼らを選ぶのは誰なのか。市民です。
任期中に自治体の首長を変えることは容易いことではありません。
市政に住民の意見を反映させる一番のタイミングとは選挙。
だから、住民に責任をもって選挙に向わせないといけないのです。
「市民の責任」と挑発的な発言ですが、
よくよく考えると「自分の生活を委ねられる人に投票して欲しい」と解釈できます。
もちろん、市長との確執によるプレッシャーとも取れます。
知事の支持率から考えれば、選挙に影響を与えることは間違いありません。
知事の考えの先を行き、上を行く政策を提示することが前提となるでしょう。
問題提起はされました。
どの様な考えを提示するのか。それが市長選挙の見所になりそうです。
本当に効果のあるサウンドバイトかどうか、豊中市長選挙の投票率が教えてくれることでしょう。
夢感動プレゼンター
2010年05月03日
子供に見せたいプレゼン(石田正弘前岬町長)
学校行事の祝辞とは、内容はどうであれ、生徒達にとって退屈なことが多いものです。
しかし、世の中にはすばらしい祝辞を送る方がいます。
石田前町長もそんな方です。
彼の祝辞を聞いた私の率直な感想。
「もっとたくさんの子供達に見てもらいたい」
幼稚園の卒園式。そこで、始めて町長の祝辞を拝見することになりました。
粛々と式が進行し、町長の祝辞の順番となります。
町長は園児、保護者、そして、ある人に向けて祝辞を送りました。
町長は、演台に上らず素通り。卒園児の前まで歩き、そこでしゃがみます。
目線を合わせて「おめでとうございます」と一礼。
そして、卒園児達と会話が始まります。「幼稚園は何が楽しかった?」
もちろん、台本などは用意していません。
園児の話が終わると、立ち上がり、今度は保護者の前に立ちます。
ここでは、園児と話した内容から、園児の成長を保護者にお祝いします。
もちろん、演台には立ちません。カンニングペーパーもありません。
園児と保護者に祝辞を送りました。
しかし、これぐらいでは、驚きはあっても感動はありません。
最後に園長への祝辞が感動を生み出しました。
祝辞が一通り終わり、演台近くまで歩きます。
「みなさん、最後にもう一言お祝いをさせてください。」
実は園長が定年を迎え、最後の卒園式だと伝えます。
園長の功績を説明し、園長への祝辞としました。
保護者によっては、自身が園児のころから知っている先生。
最後の日ということで、多くの記念撮影がなされていました。
町長からの祝辞。
決まりきった文面では絶対にできないこの祝辞。
祝辞とは、まさしく言葉のプレゼント。
その場で考えて、祝ったと言われていましたが、
言葉や態度、そして、気遣い。
それを考えることからプレゼントは始まっています。
この内容を公開する上において、石田様に許可を頂きました。
そして、お願いしました。
「祝辞を一人でも多くの生徒達に聞かせてください。」
夢感動プレゼンター
しかし、世の中にはすばらしい祝辞を送る方がいます。
石田前町長もそんな方です。
彼の祝辞を聞いた私の率直な感想。
「もっとたくさんの子供達に見てもらいたい」
幼稚園の卒園式。そこで、始めて町長の祝辞を拝見することになりました。
粛々と式が進行し、町長の祝辞の順番となります。
町長は園児、保護者、そして、ある人に向けて祝辞を送りました。
町長は、演台に上らず素通り。卒園児の前まで歩き、そこでしゃがみます。
目線を合わせて「おめでとうございます」と一礼。
そして、卒園児達と会話が始まります。「幼稚園は何が楽しかった?」
もちろん、台本などは用意していません。
園児の話が終わると、立ち上がり、今度は保護者の前に立ちます。
ここでは、園児と話した内容から、園児の成長を保護者にお祝いします。
もちろん、演台には立ちません。カンニングペーパーもありません。
園児と保護者に祝辞を送りました。
しかし、これぐらいでは、驚きはあっても感動はありません。
最後に園長への祝辞が感動を生み出しました。
祝辞が一通り終わり、演台近くまで歩きます。
「みなさん、最後にもう一言お祝いをさせてください。」
実は園長が定年を迎え、最後の卒園式だと伝えます。
園長の功績を説明し、園長への祝辞としました。
保護者によっては、自身が園児のころから知っている先生。
最後の日ということで、多くの記念撮影がなされていました。
町長からの祝辞。
決まりきった文面では絶対にできないこの祝辞。
祝辞とは、まさしく言葉のプレゼント。
その場で考えて、祝ったと言われていましたが、
言葉や態度、そして、気遣い。
それを考えることからプレゼントは始まっています。
この内容を公開する上において、石田様に許可を頂きました。
そして、お願いしました。
「祝辞を一人でも多くの生徒達に聞かせてください。」
夢感動プレゼンター
2010年04月30日
プレゼンの名シーン(旭山動物園物語)
今日、旭山動物園がテレビで放映されていました。
その中で、鳥肌が立つような名プレゼンがあります。
園長(西田敏行)が市長(萬田久子)へ予算交渉を行うワンシーン。
おそらく3分にも満たないシーンにプレゼンの基礎が盛り込まれています。
基礎とは、人、目的、場所の分析です。
まず、人。
園長はキーパーソンを市長に定めます。
一般的には助役を定める所、決定権のある市長に定めます。
そして、どこからか水族館好きを聞きつけ、全国の名水族館の映像を納める旅を始めます。
次に目的。
目的は明確。市長に印象を与え、個別に話す機会を設ける。
その上で、4.5億円の予算を納得させる。
つまり、2段階に目的を分けて最終的な目的を達成させます。
最後に場所
会議室はモニターがありません。しかし、市長には映像を見せたい。
モニターが無いことを知っていた園長は、前日にこっそりとモニターを設置します。
自分が優位に立つよう場所をしつらえています。
この結果、見事予算を勝ち取り、ペンギンが空を飛ぶことになります。
人、目的、場所の分析を的確に行った結果です。
別のネタを書いていたのですが、このワンシーンを見た瞬間に消しました。
もし、この映画を見た人になら、プレゼンのすばらしさを伝える良い例になりそうです。
何かの際、イントロダクション等で使おうと思います。
是非、ごらんください。
夢感動プレゼンター
その中で、鳥肌が立つような名プレゼンがあります。
園長(西田敏行)が市長(萬田久子)へ予算交渉を行うワンシーン。
おそらく3分にも満たないシーンにプレゼンの基礎が盛り込まれています。
基礎とは、人、目的、場所の分析です。
まず、人。
園長はキーパーソンを市長に定めます。
一般的には助役を定める所、決定権のある市長に定めます。
そして、どこからか水族館好きを聞きつけ、全国の名水族館の映像を納める旅を始めます。
次に目的。
目的は明確。市長に印象を与え、個別に話す機会を設ける。
その上で、4.5億円の予算を納得させる。
つまり、2段階に目的を分けて最終的な目的を達成させます。
最後に場所
会議室はモニターがありません。しかし、市長には映像を見せたい。
モニターが無いことを知っていた園長は、前日にこっそりとモニターを設置します。
自分が優位に立つよう場所をしつらえています。
この結果、見事予算を勝ち取り、ペンギンが空を飛ぶことになります。
人、目的、場所の分析を的確に行った結果です。
別のネタを書いていたのですが、このワンシーンを見た瞬間に消しました。
もし、この映画を見た人になら、プレゼンのすばらしさを伝える良い例になりそうです。
何かの際、イントロダクション等で使おうと思います。
是非、ごらんください。
夢感動プレゼンター
2010年04月29日
河村たかし市長
4月に河村たかし市長が主催する、名古屋市政パブリックヒアリングに参加してきました。
今回は、その時の市長が行ったプレゼンテーションを私なりの視点でご報告いたします。
場所:名古屋市教育会館(別館)、体育館の様なレイアウトで前方に舞台があり、その上で市長が話し参加者はスクール形式で聴講。
時間:10時~12時
内容:市民税10%減税等市政改革案を事前に配った、レジュメや資料に沿って説明した。その後、市民からの質問を受けるスタイル。(プロジェクターは前方にあり説明内容や、質問内容がリアルタイムに映し出されていた。)
聴講者:名古屋市市民、市議会関係者、地域代表者、会社員、公務員、主婦、学生、報道関係者(テレビ局・雑誌社等)
コメント
河村市長のプレゼンを一言で言うと「自然体で、古くから地元(名古屋)に住んでいる近所の頑固親父が行うプレゼン」でした。
①見た目 ・ネクタイを緩めている
・時計も普通(ブランド品ではない)
・スーツも普通(高級感はない)
・ヘアースタイルは少し跳ね上がる部分もあり、白髪も目立つ。
②話し方 ・名古屋弁(どちらかと言うと三河弁)
・質問者に対して目を合わせて話しかけていた。
・ビジュアルハンドを多用している。
・親近感のある話し方。
全体に、見た目や話し方は一般市民と同類である事を前面に出している。
例えば:
名古屋弁で「ワシ、金持ちでは無いでよ~。800万でやっとんだわ、やせ我慢でないけどよ~。」と言うしゃべり方に見られるように「私は皆さんと同じ生活をしている。役人ではなく一般市民の目線を持っています」という事を伝えたい様に強く感じられた。
また、この名古屋弁は意外な効果があることに気が付いた。
市長へのヤジに対して「えらいりきんで見える方がおらっせるけど、ワシも、りきまなかんとこだで少しだまっとってちょ。」と投げ返すと周りから笑いが出た。
この言葉を返されると、私たちと同じ言葉を使う仲間と感じてしまい、ヤジれなくなるようだ。(特に名古屋は閉鎖的な地区で地域住民の絆は深いためなおさらのようである。)
又自分は、市民の立場に立っている事を「役所はよ、よー市民をなめとんな。」「役所は減税いやなんです。そうでしょ~」と名古屋弁で話して、役人の立場でない事を強調したり、自分の主張に理解をしてもらうために「この間、役人がワシのところに来て、まーえーがね、河村さん、市民税10%減税を1年にしとけば、220億戻ってくるもん。て言うんですわ、ほんと市民をなめとる」と言った実例を名古屋弁で話し自分の正当性を強化しているようだった。
以上第1回目はこの位にして、今度は事前に用意した質問をぶつけてみて報告をしたいと思います。
トレンドセッターヤマギシ
2010年04月27日
坂本龍馬のプレゼン力(2)
プレゼンを通して人間力を高める
坂本龍馬のプレゼン力には、単なる小手先の技術論でなく、強烈な人間的魅力に裏打ちされている。そうでなければ、あの一介の脱藩浪人が、幕末の動乱を明治へと時代を進めることができなかっただろう。龍馬は、江戸での剣術修行を続ける中で、黒船の来航に日本の将来に危機感を覚え、自分の生きる道に強い問題意識をもつ。剣術修行を終え、土佐に戻った龍馬は、武市半平太の土佐勤皇党に参加する。しかし、目的を達成するに手段を選ばない土佐勤皇党から離党し、死をも覚悟し土佐を脱藩する。
追われる身でありながら各地を放浪し、強い意志をもって、生きる意味を探し始める。そして、江戸での勝海舟との出会いに、進むべき道を見いだし海軍の創設に邁進する。このような経験が、本来の生まれもった資質と相まって、龍馬は人を惹きつけてやまない人間的魅力を身につけさせた。
幕末の動乱に擬せられる今の時代、果たしてこれほどまでに確固たる信念をもってプレゼンできる人間がどれほどいるだろうか。人間的魅力に裏打ちされた人物が語るプレゼンと、薄っぺらな借り物の意見を、自分中心に滔々と喋るプレゼンとは、天と地の開きがある。
この 人間味溢れる龍馬のプレゼン力の分析は、協会のサイト(会員エリア)に掲載しました。一読ください。
http://www.npo-presentation.org/member/bb206/page.php#024
プレゼンご意見番
坂本龍馬のプレゼン力には、単なる小手先の技術論でなく、強烈な人間的魅力に裏打ちされている。そうでなければ、あの一介の脱藩浪人が、幕末の動乱を明治へと時代を進めることができなかっただろう。龍馬は、江戸での剣術修行を続ける中で、黒船の来航に日本の将来に危機感を覚え、自分の生きる道に強い問題意識をもつ。剣術修行を終え、土佐に戻った龍馬は、武市半平太の土佐勤皇党に参加する。しかし、目的を達成するに手段を選ばない土佐勤皇党から離党し、死をも覚悟し土佐を脱藩する。追われる身でありながら各地を放浪し、強い意志をもって、生きる意味を探し始める。そして、江戸での勝海舟との出会いに、進むべき道を見いだし海軍の創設に邁進する。このような経験が、本来の生まれもった資質と相まって、龍馬は人を惹きつけてやまない人間的魅力を身につけさせた。
幕末の動乱に擬せられる今の時代、果たしてこれほどまでに確固たる信念をもってプレゼンできる人間がどれほどいるだろうか。人間的魅力に裏打ちされた人物が語るプレゼンと、薄っぺらな借り物の意見を、自分中心に滔々と喋るプレゼンとは、天と地の開きがある。
この 人間味溢れる龍馬のプレゼン力の分析は、協会のサイト(会員エリア)に掲載しました。一読ください。
http://www.npo-presentation.org/member/bb206/page.php#024
プレゼンご意見番
2010年04月21日
ダメ教師、クソ委員会(橋下知事)
就任後、教育についての討論会にて出てきた表現です。
さあ、何を想像するでしょうか。何故、この表現なのでしょうか。
広く関心を持たせる為だと考えられます。
教師、保護者、そして、メディアをターゲットとして表現しています。
ダメ教師、クソ委員会。
こんなことを言われれば教師からの反発という関心が生まれます。
しかし、「9割の先生は必死にやっている。」と発言し、問題意識の協調が生まれます。関心を持たせて、本当に振り向いて欲しい人へ関心を促しています。
そして、これは保護者から見れば代弁でもあります。会場には教育現場を何とかして欲しいと言う保護者が集まります。その不満とは、教育制度の改革。教育委員会や教育者への不満。しかし、「地域・家庭で先生を支えて欲しい。」と教育現場への参加を示唆し、教師を擁護する立場を前に出します。
つまり、この過激な発言で。
本気で教育現場に取り組んでいる教師を称え、保護者にその協力を訴えます。
そして、このやり取りはメディアにとっては格好のニュースの材料です。メディアに大きく取り上げられることで、一般の保護者や教師もより関心を高めます。バラエティ番組のゲストにて、真相を語るとなれば、今まで教育に無関心であった保護者も耳を傾けます。
教師、保護者、そしてメディアを通した多くの一般人。
広く関心を持たせる為に、あのようなサウンドバイトを出しました。
ご本人も、「1回目で関心を持たせる」とお話しをしています。
知事の本意を想像し加えるとこうなります。
(一割の無責任な)ダメ教師(実際には何もしていない)クソ委員会。お世辞にも良い発言ではありません。
しかし、そのフレーズが頭に残ったのであれば、それは成功だと思います。
しかし、教師が文章を読み上げる内容は棒読みで単調。余計に教育改革の必要性を感じました。
夢感動プレゼンター
さあ、何を想像するでしょうか。何故、この表現なのでしょうか。
広く関心を持たせる為だと考えられます。
教師、保護者、そして、メディアをターゲットとして表現しています。
ダメ教師、クソ委員会。
こんなことを言われれば教師からの反発という関心が生まれます。
しかし、「9割の先生は必死にやっている。」と発言し、問題意識の協調が生まれます。関心を持たせて、本当に振り向いて欲しい人へ関心を促しています。
そして、これは保護者から見れば代弁でもあります。会場には教育現場を何とかして欲しいと言う保護者が集まります。その不満とは、教育制度の改革。教育委員会や教育者への不満。しかし、「地域・家庭で先生を支えて欲しい。」と教育現場への参加を示唆し、教師を擁護する立場を前に出します。
つまり、この過激な発言で。
本気で教育現場に取り組んでいる教師を称え、保護者にその協力を訴えます。
そして、このやり取りはメディアにとっては格好のニュースの材料です。メディアに大きく取り上げられることで、一般の保護者や教師もより関心を高めます。バラエティ番組のゲストにて、真相を語るとなれば、今まで教育に無関心であった保護者も耳を傾けます。
教師、保護者、そしてメディアを通した多くの一般人。
広く関心を持たせる為に、あのようなサウンドバイトを出しました。
ご本人も、「1回目で関心を持たせる」とお話しをしています。
知事の本意を想像し加えるとこうなります。
(一割の無責任な)ダメ教師(実際には何もしていない)クソ委員会。お世辞にも良い発言ではありません。
しかし、そのフレーズが頭に残ったのであれば、それは成功だと思います。
しかし、教師が文章を読み上げる内容は棒読みで単調。余計に教育改革の必要性を感じました。
夢感動プレゼンター
2010年04月19日
麻生元総理のTVでのコメント
某番組にて麻生元総理が出演されています。
冒頭で鳩山内閣の支持率低迷の原因についてコメント。
権力の私物化
鳩山総理と小沢幹事長のお金の問題。
海外活動の低評価
普天間基地、国際サミットでの活躍。
景気対策のミス
マニフェストとの整合性の問題。
決断をしても指示に移さないので、内閣も混乱しているのだと思う。
政治家がTVでコメントを挙げる場合、
自身の意見を延々と語ることが多いのですが、
事実を元に意見をまとめているのでわかり易いですね。
きれいに帰納法で3つにまとまっています。
意見を求められたときのグッドサンプルだと思います。
夢感動プレゼンター
冒頭で鳩山内閣の支持率低迷の原因についてコメント。
権力の私物化
鳩山総理と小沢幹事長のお金の問題。
海外活動の低評価
普天間基地、国際サミットでの活躍。
景気対策のミス
マニフェストとの整合性の問題。
決断をしても指示に移さないので、内閣も混乱しているのだと思う。
政治家がTVでコメントを挙げる場合、
自身の意見を延々と語ることが多いのですが、
事実を元に意見をまとめているのでわかり易いですね。
きれいに帰納法で3つにまとまっています。
意見を求められたときのグッドサンプルだと思います。
夢感動プレゼンター
2010年04月17日
橋下知事の人気の秘密
過激な発言が問題視される橋下知事。
しかし、なぜ、暴言を言い放っても支持されるのか。
誰に向って話しているのかに秘訣があるのだと思います。
大阪府民に対しての発言と考えれば説明がつきます。
では、大阪府民とはどんな人間なのか。
1.回りくどい言い方が嫌い
官僚の回りくどい会見は苦痛以外なにものでもない。
2.好き嫌いがはっきりしている
嫌いなことについては、とことん許せない。
3.話しにオチが無いとゆるせない
オチは記憶に残る要素、しっかりとオトさないと話自体が否定される。
少々表現が悪くても端的に間違っているとはっきりさせ、
ユーモア(毒舌)を使うことで、聞き手はスッキリとするのでしょう。
大阪府民の大阪府民による発言。これが秘訣だと思います。
誰に向って話しているのかが重要なのです。
暴言に近い発言もありますが、最近では少し柔らかくなってきました。
今後は、具体的な発言を挙げて考えてみましょう。
夢感動プレゼンター
しかし、なぜ、暴言を言い放っても支持されるのか。
誰に向って話しているのかに秘訣があるのだと思います。
大阪府民に対しての発言と考えれば説明がつきます。
では、大阪府民とはどんな人間なのか。
1.回りくどい言い方が嫌い
官僚の回りくどい会見は苦痛以外なにものでもない。
2.好き嫌いがはっきりしている
嫌いなことについては、とことん許せない。
3.話しにオチが無いとゆるせない
オチは記憶に残る要素、しっかりとオトさないと話自体が否定される。
少々表現が悪くても端的に間違っているとはっきりさせ、
ユーモア(毒舌)を使うことで、聞き手はスッキリとするのでしょう。
大阪府民の大阪府民による発言。これが秘訣だと思います。
誰に向って話しているのかが重要なのです。
暴言に近い発言もありますが、最近では少し柔らかくなってきました。
今後は、具体的な発言を挙げて考えてみましょう。
夢感動プレゼンター
2010年04月04日
入社式に坂本龍馬が…
<入社式に坂本龍馬を引き合いに出した社長>
4月1日に多くの企業で入社式がおこなわれた。経済環境が悪化し景気が低迷している中で、新入社員を前にして、経営トップはどのようなプレゼンテーションをおこなったか。あるいは、最近の注目企業のトップは新入社員に何を語ったか。
主要な企業の入社式での社長プレゼンテーションを分析してみた。今年のプレゼンテーションは、次の3つのタイプに分類できそうだ。
1.新人に丸投げ型のプレゼンテーション
今年は、経営のトップが新人に向かって、「経済は危機的な状況にあり、わが社にとっても非常に厳しい環境である」と述べ、「新入社員のキミ達に頑張ってほしい」と締めくくるプレゼンテーションが目立った。
環境の変化に対応する次の一手が見いだせず、何となく閉塞感を感じている経営トップは、新入社員の新しい発想や考えに期待を寄せる。うがった見方をすると、自分たちはもうやりようがないから、キミ達に頑張ってほしいという丸投げ的なニュアンスが伝わってくる。
2.全員で頑張ろう!の春闘型プレゼンテーション
製造業を中心とした伝統的な企業の経営トップは、やはり人の和を重視するのか、「全員で力を合わせてこの危機を乗り越えよう!」と、今にも拳を振り上げんばかりのプレゼンテーションをおこなった。
それでなくても緊張した面持ちの新人は、経営トップにハッパをかけられ、精神的にカツを入れられているようだ。まあ、学生時代のだらだら生活から脱皮するには、効果的なプレゼンテーションかもしれない。
3.私についてこい!型プレゼンテーション
非常に少数ではあるが、実績があり自らの経営手腕に自信をもっている経営トップは、「この危機を乗り越えるために、私についてきてほしい」と、強いリーダーシップを発揮するプレゼンテーションをおこなった。
右も左もわからない新人に、「キミたちに期待している」と言うより、「私についてきてほしい」というメッセージを発信するほうが、新人は「この経営者のために頑張ろう」という気になるのではないか。
今年の注目企業の入社式を取り上げてみよう。
1.トヨタ自動車:豊田章男社長
「トヨタを立ち直らせるために、キミ達に頑張って欲しい」
大規模リコール問題で揺れるトヨタ自動車の豊田章男社長、「お客さまの声を聞く姿勢がおろそかになっていた。謙虚に反省しなければならない」と謝罪し、「自分がトヨタを立て直すくらいの強い気持ちをもって欲しい」と求め、「再出発一期生たちに頑張って欲しい」と力を込めて述べた。
2.日本航空:稲盛和夫会長
「私を信じてついてきて欲しい」
トヨタ自動車以上に強い危機感をもっている日本航空の稲盛和夫会長は、「このような状況で入社を決意していただいたことを心強く思っている」と感謝の気持ちを表し、「復活を遂げるよう取り組んでいく」と自らの決意を示し、そして、「ぜひ、私を信じてついてきて欲しい」と述べた。さすがに再建の神様のプレゼンテーション!
3.ソフトバンク:孫正義社長
「志を高くもって邁進してください」
今年の入社式で際立っていたのは、ソフトバンクの孫正義社長のプレゼンテーション。「ソフトバンクのロゴマークは、坂本龍馬率いる海援隊の旗をもとに作られています」と注意を喚起し、「志をもつことの大切さ」を自らの経験と照らし合わせながら語り、最後に「これからも日々高い志をもって邁進してください」と締めくくった。
最後に、経営トップのプレゼンテーションの問題を分析してみよう。
1.シナリオの問題
さすがに多くの社長は場慣れしているようでデリバリーは及第点。しかしながら、シナリオには問題が多い。
たとえば、背負っているものが多いせいか「背景」がおそろしく長い、言いたことをダラダラ話すので何が「結論(社長のコア・メッセージと新入社員のベネフィット)」かわからない、危機感を煽るだけで将来への展望がみえてこない、など。
その中で日立製作所の中西宏明社長は、「みなさんにお願いしたいこと、心に留めて欲しいことを3点に絞ってお話します」とロードマップを述べたのが際立っていた。
2.聴き手への語りかけが少ない
多くの経営トップのプレゼンテーションは、「現在の経済環境」、「わが社のおかれている立場」、「わが社の今後の課題」でエスカレーション的にシナリオを組み立てた。
そのシナリオには、新入社員の顔は見えてこない。つまり、自分のことを語っているにすぎず、「新入社員のみなさんは…」という聴き手主語の表現が極端に少ない。
シナリオの内容が新入社員とのブリッジがかかっておらず、まだ、会社と新入社員の間に一線を画しているように思える。
3.プレゼンテーションの目的
入社式における経営トップのプレゼンテーションの目的は、新入社員のモチベーションを高めることだ。つまり、この会社に入って良かったと思い、そして、一所懸命仕事に取り組もうという気にさせることだ。しかし、多くのプレゼンテーションは危機感を煽ることに終始した。
新入社員にとってみれば、「大変なときに入社したなあ~。心配だなあ~。就職浪人しておけばよかったかも…」などと不安になる。
やはり、プレゼンテーションの目的を分析し、それを達成するシナリオを組み立てることが重要だ。単に言いたいことを言うのがプレゼンテーションではない。
プレゼンご意見番
4月1日に多くの企業で入社式がおこなわれた。経済環境が悪化し景気が低迷している中で、新入社員を前にして、経営トップはどのようなプレゼンテーションをおこなったか。あるいは、最近の注目企業のトップは新入社員に何を語ったか。主要な企業の入社式での社長プレゼンテーションを分析してみた。今年のプレゼンテーションは、次の3つのタイプに分類できそうだ。
1.新人に丸投げ型のプレゼンテーション
今年は、経営のトップが新人に向かって、「経済は危機的な状況にあり、わが社にとっても非常に厳しい環境である」と述べ、「新入社員のキミ達に頑張ってほしい」と締めくくるプレゼンテーションが目立った。
環境の変化に対応する次の一手が見いだせず、何となく閉塞感を感じている経営トップは、新入社員の新しい発想や考えに期待を寄せる。うがった見方をすると、自分たちはもうやりようがないから、キミ達に頑張ってほしいという丸投げ的なニュアンスが伝わってくる。
2.全員で頑張ろう!の春闘型プレゼンテーション
製造業を中心とした伝統的な企業の経営トップは、やはり人の和を重視するのか、「全員で力を合わせてこの危機を乗り越えよう!」と、今にも拳を振り上げんばかりのプレゼンテーションをおこなった。
それでなくても緊張した面持ちの新人は、経営トップにハッパをかけられ、精神的にカツを入れられているようだ。まあ、学生時代のだらだら生活から脱皮するには、効果的なプレゼンテーションかもしれない。
3.私についてこい!型プレゼンテーション
非常に少数ではあるが、実績があり自らの経営手腕に自信をもっている経営トップは、「この危機を乗り越えるために、私についてきてほしい」と、強いリーダーシップを発揮するプレゼンテーションをおこなった。
右も左もわからない新人に、「キミたちに期待している」と言うより、「私についてきてほしい」というメッセージを発信するほうが、新人は「この経営者のために頑張ろう」という気になるのではないか。
今年の注目企業の入社式を取り上げてみよう。
1.トヨタ自動車:豊田章男社長
「トヨタを立ち直らせるために、キミ達に頑張って欲しい」
大規模リコール問題で揺れるトヨタ自動車の豊田章男社長、「お客さまの声を聞く姿勢がおろそかになっていた。謙虚に反省しなければならない」と謝罪し、「自分がトヨタを立て直すくらいの強い気持ちをもって欲しい」と求め、「再出発一期生たちに頑張って欲しい」と力を込めて述べた。
2.日本航空:稲盛和夫会長
「私を信じてついてきて欲しい」
トヨタ自動車以上に強い危機感をもっている日本航空の稲盛和夫会長は、「このような状況で入社を決意していただいたことを心強く思っている」と感謝の気持ちを表し、「復活を遂げるよう取り組んでいく」と自らの決意を示し、そして、「ぜひ、私を信じてついてきて欲しい」と述べた。さすがに再建の神様のプレゼンテーション!
3.ソフトバンク:孫正義社長
「志を高くもって邁進してください」
今年の入社式で際立っていたのは、ソフトバンクの孫正義社長のプレゼンテーション。「ソフトバンクのロゴマークは、坂本龍馬率いる海援隊の旗をもとに作られています」と注意を喚起し、「志をもつことの大切さ」を自らの経験と照らし合わせながら語り、最後に「これからも日々高い志をもって邁進してください」と締めくくった。
最後に、経営トップのプレゼンテーションの問題を分析してみよう。
1.シナリオの問題
さすがに多くの社長は場慣れしているようでデリバリーは及第点。しかしながら、シナリオには問題が多い。
たとえば、背負っているものが多いせいか「背景」がおそろしく長い、言いたことをダラダラ話すので何が「結論(社長のコア・メッセージと新入社員のベネフィット)」かわからない、危機感を煽るだけで将来への展望がみえてこない、など。
その中で日立製作所の中西宏明社長は、「みなさんにお願いしたいこと、心に留めて欲しいことを3点に絞ってお話します」とロードマップを述べたのが際立っていた。
2.聴き手への語りかけが少ない
多くの経営トップのプレゼンテーションは、「現在の経済環境」、「わが社のおかれている立場」、「わが社の今後の課題」でエスカレーション的にシナリオを組み立てた。
そのシナリオには、新入社員の顔は見えてこない。つまり、自分のことを語っているにすぎず、「新入社員のみなさんは…」という聴き手主語の表現が極端に少ない。
シナリオの内容が新入社員とのブリッジがかかっておらず、まだ、会社と新入社員の間に一線を画しているように思える。
3.プレゼンテーションの目的
入社式における経営トップのプレゼンテーションの目的は、新入社員のモチベーションを高めることだ。つまり、この会社に入って良かったと思い、そして、一所懸命仕事に取り組もうという気にさせることだ。しかし、多くのプレゼンテーションは危機感を煽ることに終始した。
新入社員にとってみれば、「大変なときに入社したなあ~。心配だなあ~。就職浪人しておけばよかったかも…」などと不安になる。
やはり、プレゼンテーションの目的を分析し、それを達成するシナリオを組み立てることが重要だ。単に言いたいことを言うのがプレゼンテーションではない。
プレゼンご意見番
2010年03月23日
坂本龍馬のプレゼン力
京都、高知、長崎と坂本龍馬の取材旅行に出かけました。古文書と格闘しながら「坂本龍馬のプレゼン力」を調査し、多くの収穫を得ることができました。写真は桂浜の坂本龍馬の銅像です。
今後、協会のサイトや公式ブログに掲載していきます。
楽しみにしていてください。
まず手始めに、陸奥宗光(海援隊隊士、後の外務大臣)の龍馬評を協会のサイトに掲載しました。一読ください。
プレゼン・マガジンでも会員のみなさんに届きます。
坂本龍馬は、土佐の郷士(下級武士)の家に生まれ、はな垂れ小僧で、勉強もろくにせず、剣道もいまいち(史実では剣道を極めたわけではないらしい)、それに、一介の脱藩浪人で、地位も権力もなく、もちろん実績もない。そんなナイナイづくしの龍馬が薩長同盟を仕掛け、大政奉還の原動力になった。
そのヒミツは龍馬のプレゼン力にあり。
プレゼンご意見番
2010年03月10日
豊田章男社長のプレゼンは“自社主語”に終始した
2010年2月24日(現地時間)、トヨタ自動車の大量リコール問題で、社長の豊田章男氏が米議会公聴会で証言をおこなった。
この証言の全文を入手し、プレゼンテーションの観点から分析してみた。
その結果、豊田章男氏のプレゼンテーションは、ひと言で言うと、「“自社主語”の説明に終始した」と言える。
プレゼンテーションの冒頭部分をロイターの記事から紹介しよう。
※( )部分は筆者が加筆
トヨタ自動車の豊田章男でございます。私は、誰よりも車を愛し、トヨタを愛し、お客様に愛していただける商品を提供することを最大の喜びと感じ、その想いを、ディーラー・サプライヤーも含めた20万人の米国の従業員と共有をしてまいりました。しかしながら、この数カ月間、お客様がトヨタ車の安全性に不安を持ち始めておられることに対し、(私は)大いなる責任を感じております。(私は)、本日、アメリカのみならず、世界中のお客様に、いかにトヨタが品質・安全を大切にし、どのように取り組んでいるかを説明させていただきたいと思います。(私は)、このようなすばらしい機会を与えていただいたタウンズ委員長、アイサ筆頭理事をはじめ、当委員会の皆様方に深く感謝を申し上げます。
私からは、品質管理に関する基本思想、今回のリコールの原因、今後の対応策の3点について説明を申し上げたいと思います。
まず、一つ目には、トヨタの品質管理の思想についてであります。
私自身も会社としてのトヨタも、絶対に失敗しない全能の存在ではありません。(私は)、時には、欠陥を発見したり、失敗をしたりすることがあります。そうした時に、(私は)必ず一度そこに立ち止まり、徹底的に原因を追究し、これを修正しさらに改善をする。(私は)、絶対に問題から逃げたり、気がつかないふりをしたり、ごまかしたりということはトヨタの伝統と誇りにかけて絶対にやらない。そうやって、(私は)改善をくりかえすことによってさらに優れた商品を世に送り出す、これこそが創業以来我々がもっとも大切にしている基本思想です。
トヨタでは、ものづくりを実践するため最大の鍵が人づくりであるという信念を持っています。(私は)従業員ひとりひとりが、どうすべきかを考え、改善を提案し繰り返す、それによってもっといい車をつくりだす、こうした価値観を共有し実践することができる人材育成をすすめてまいりました。我々が米国で販売を開始してから50年、生産を開始してから25年がたちましたが、20万人の米国の従業員・ディーラー・サプライヤーともこの価値観を共有できたことが、私の最大の誇りであります。
2つ目に、今回のリコール問題の原因を振り返ってみたいと思います。トヨタは過去数年間、急激にその業容を拡大してまいりましたが、正直ややその成長のスピードが速すぎたと感じております。もともとトヨタ経営の優先順位は、1)安全、2)品質、3)量(お客様にタイムリーに車を届けるとの意味)であります。この優先順位が崩れ、そのため、我々自身が立ち止まって改善を考える余裕を無くし、よりよい商品をつくるためにお客様の声を聞く姿勢を疎かにし、人や組織が成長するスピードを越えた成長を追い求めてきたことは、(私たちは)、真摯に反省すべきであります。その結果として、(私たち)が、今回リコールに至った品質問題を引き起こしたこと、それが原因で事故を引き起こしたことは真に残念であります。
特に、(私は)、今回、サンディエゴでの事故で命を失われた4名のセイラー・ファミリーの冥福を再度お祈りさせていただき、深い哀悼の意を表するとともに、二度とこのような悲劇を繰り返さないことを誓いたいと思います。
私は昨年6月の就任以来、商品の品質向上を自分自身の最大の課題としてとらえ、経営の指針としすべての関係者と共有をしてまいりました。ご存知の通り、私は創業者の孫であり、全てのトヨタ車には私の名前が入っております。私にとってクルマが傷つくということは、私自身の体が傷つくということに等しいのです。トヨタのクルマが安全であってほしい、トヨタのクルマを使っていただくお客様に安心していただきたいという気持ちは誰よりも私が一番強いのです。私自身のリーダーシップのもとで、トヨタが本来大切にしてきた、安全・品質が最も大切であるという創業以来の価値観を再確認し、実践するための仕組みづくりに、(私は)全力をあげて取り組みたいと思います。
3つめに、今後の品質管理に関して申し上げたいと思います。
これまでトヨタではリコールを実施するかどうかの判断は、主管部署である品質保証部が、技術問題の有無を確認し、法令に照らし合わせて必要かどうかを根拠に決めておりました。しかしながら、今回の問題を振り返ると、私たちにはお客様の視点で品質問題を考えるという視点が足りなかったと考えます。
今回こうしたことへの反省から、(私は)、意思決定プロセスを次のように改善いたします。(私たちは)、リコール実施の可否に経営陣が「お客様の安全が最優先」との視点から責任ある判断を下すしくみを加える、そのために世界中のお客様の声がタイムリーに経営陣に届く仕組みと、必要に応じて各地域でお客様に近いところで判断ができる仕組みを、(私たちは)構築いたします。また、我々が企業の理屈だけで誤った判断を下すことがないよう、外部に品質管理のアドバイザーを組織いたします。加えて、(私たちは)、米国ではAutomotive Center of Quality ExcellenceにProduct Safety Executiveを配置し、品質管理に関する権限・責任を強化いたします。
さらに大切なこととして、(私たち)経営陣自身が実際にクルマを運転し、問題の所在とその深刻さを自ら確認することを徹底いたします。私自身が、訓練を受けたテストドライバーの一人であり、プロとしてクルマの良さも悪さも判断できますし、クルマの持つ怖さもわかります。(私たちは)、今回対象になっているペダルを対策前後で、様々な環境設定の中で比較することもいたしましたし、プリウスのブレーキフィーリングも確認をいたしました。(私たちは)、会議室で報告書やデータで物事を判断するのではなく、実際にものを見ることによって、はじめてお客様の視点から判断できるものと確信しています。
以上申し上げました改善策に加え、(私たちは)、今後NHTSA(米高速道路交通安全局)と協力し実施する調査の結果も活用し、さらなるトヨタ車の品質向上に取り組んでまいります。
すべてのトヨタ車には私の名前がついています。私自身の責任において、お客様の信頼を取り戻すために、全力を挙げて絶え間ない改善に取り組む所存でございます。
ご清聴ありがとうございました。
リコール問題が吹き荒れる中、この“私主語”、“私たち主語”、“自社主語”、“トヨタ主語”の文章で語るプレゼンテーションは、自分の言いたいことを言うだけで、果たして、米国民の心を動かしただろうか。聴き手の聞きたいことを“聴き手主語”で語ることが本当のプレゼンテーションだ。
案の定、この公聴会の証言に対して、3月4日付朝日新聞朝刊に「『説明不足』米に失望感」という見出しが踊った。
このプレゼンテーションは、自社主語の問題だけでなく、“結論”は曖昧で、豊田章男社長の話をひと言で表現することができない。ひと言で言えないことは、聴き手の心に残らないということだ。さらに、ロードマップも示されず、話がどのように展開するかもわからない。そして、この3つの項目の順番は、果たして米国民が聞きたい順番だっただろうか。
豊田章男社長が帰国した後、3月2日付日経新聞夕刊に、「豊田社長帰国、『より顧客の目線に』」とした記事が掲載されていた。記事の中で、豊田章男社長は、「私自身もいろいろ学んだ。コミュニケーション能力を謙虚に反省し、分かりやすい愛される会社を目指す」と“自分主語”でコメントした。
トヨタ車に乗っている筆者としては、日本を代表する企業のトップには、自社主語ではなく、“顧客主語”でビジネスを語ってもらいたいと切望する。
プレゼンご意見番
この証言の全文を入手し、プレゼンテーションの観点から分析してみた。
その結果、豊田章男氏のプレゼンテーションは、ひと言で言うと、「“自社主語”の説明に終始した」と言える。
プレゼンテーションの冒頭部分をロイターの記事から紹介しよう。
※( )部分は筆者が加筆
トヨタ自動車の豊田章男でございます。私は、誰よりも車を愛し、トヨタを愛し、お客様に愛していただける商品を提供することを最大の喜びと感じ、その想いを、ディーラー・サプライヤーも含めた20万人の米国の従業員と共有をしてまいりました。しかしながら、この数カ月間、お客様がトヨタ車の安全性に不安を持ち始めておられることに対し、(私は)大いなる責任を感じております。(私は)、本日、アメリカのみならず、世界中のお客様に、いかにトヨタが品質・安全を大切にし、どのように取り組んでいるかを説明させていただきたいと思います。(私は)、このようなすばらしい機会を与えていただいたタウンズ委員長、アイサ筆頭理事をはじめ、当委員会の皆様方に深く感謝を申し上げます。
私からは、品質管理に関する基本思想、今回のリコールの原因、今後の対応策の3点について説明を申し上げたいと思います。
まず、一つ目には、トヨタの品質管理の思想についてであります。
私自身も会社としてのトヨタも、絶対に失敗しない全能の存在ではありません。(私は)、時には、欠陥を発見したり、失敗をしたりすることがあります。そうした時に、(私は)必ず一度そこに立ち止まり、徹底的に原因を追究し、これを修正しさらに改善をする。(私は)、絶対に問題から逃げたり、気がつかないふりをしたり、ごまかしたりということはトヨタの伝統と誇りにかけて絶対にやらない。そうやって、(私は)改善をくりかえすことによってさらに優れた商品を世に送り出す、これこそが創業以来我々がもっとも大切にしている基本思想です。
トヨタでは、ものづくりを実践するため最大の鍵が人づくりであるという信念を持っています。(私は)従業員ひとりひとりが、どうすべきかを考え、改善を提案し繰り返す、それによってもっといい車をつくりだす、こうした価値観を共有し実践することができる人材育成をすすめてまいりました。我々が米国で販売を開始してから50年、生産を開始してから25年がたちましたが、20万人の米国の従業員・ディーラー・サプライヤーともこの価値観を共有できたことが、私の最大の誇りであります。
2つ目に、今回のリコール問題の原因を振り返ってみたいと思います。トヨタは過去数年間、急激にその業容を拡大してまいりましたが、正直ややその成長のスピードが速すぎたと感じております。もともとトヨタ経営の優先順位は、1)安全、2)品質、3)量(お客様にタイムリーに車を届けるとの意味)であります。この優先順位が崩れ、そのため、我々自身が立ち止まって改善を考える余裕を無くし、よりよい商品をつくるためにお客様の声を聞く姿勢を疎かにし、人や組織が成長するスピードを越えた成長を追い求めてきたことは、(私たちは)、真摯に反省すべきであります。その結果として、(私たち)が、今回リコールに至った品質問題を引き起こしたこと、それが原因で事故を引き起こしたことは真に残念であります。
特に、(私は)、今回、サンディエゴでの事故で命を失われた4名のセイラー・ファミリーの冥福を再度お祈りさせていただき、深い哀悼の意を表するとともに、二度とこのような悲劇を繰り返さないことを誓いたいと思います。
私は昨年6月の就任以来、商品の品質向上を自分自身の最大の課題としてとらえ、経営の指針としすべての関係者と共有をしてまいりました。ご存知の通り、私は創業者の孫であり、全てのトヨタ車には私の名前が入っております。私にとってクルマが傷つくということは、私自身の体が傷つくということに等しいのです。トヨタのクルマが安全であってほしい、トヨタのクルマを使っていただくお客様に安心していただきたいという気持ちは誰よりも私が一番強いのです。私自身のリーダーシップのもとで、トヨタが本来大切にしてきた、安全・品質が最も大切であるという創業以来の価値観を再確認し、実践するための仕組みづくりに、(私は)全力をあげて取り組みたいと思います。
3つめに、今後の品質管理に関して申し上げたいと思います。
これまでトヨタではリコールを実施するかどうかの判断は、主管部署である品質保証部が、技術問題の有無を確認し、法令に照らし合わせて必要かどうかを根拠に決めておりました。しかしながら、今回の問題を振り返ると、私たちにはお客様の視点で品質問題を考えるという視点が足りなかったと考えます。
今回こうしたことへの反省から、(私は)、意思決定プロセスを次のように改善いたします。(私たちは)、リコール実施の可否に経営陣が「お客様の安全が最優先」との視点から責任ある判断を下すしくみを加える、そのために世界中のお客様の声がタイムリーに経営陣に届く仕組みと、必要に応じて各地域でお客様に近いところで判断ができる仕組みを、(私たちは)構築いたします。また、我々が企業の理屈だけで誤った判断を下すことがないよう、外部に品質管理のアドバイザーを組織いたします。加えて、(私たちは)、米国ではAutomotive Center of Quality ExcellenceにProduct Safety Executiveを配置し、品質管理に関する権限・責任を強化いたします。
さらに大切なこととして、(私たち)経営陣自身が実際にクルマを運転し、問題の所在とその深刻さを自ら確認することを徹底いたします。私自身が、訓練を受けたテストドライバーの一人であり、プロとしてクルマの良さも悪さも判断できますし、クルマの持つ怖さもわかります。(私たちは)、今回対象になっているペダルを対策前後で、様々な環境設定の中で比較することもいたしましたし、プリウスのブレーキフィーリングも確認をいたしました。(私たちは)、会議室で報告書やデータで物事を判断するのではなく、実際にものを見ることによって、はじめてお客様の視点から判断できるものと確信しています。
以上申し上げました改善策に加え、(私たちは)、今後NHTSA(米高速道路交通安全局)と協力し実施する調査の結果も活用し、さらなるトヨタ車の品質向上に取り組んでまいります。
すべてのトヨタ車には私の名前がついています。私自身の責任において、お客様の信頼を取り戻すために、全力を挙げて絶え間ない改善に取り組む所存でございます。
ご清聴ありがとうございました。
リコール問題が吹き荒れる中、この“私主語”、“私たち主語”、“自社主語”、“トヨタ主語”の文章で語るプレゼンテーションは、自分の言いたいことを言うだけで、果たして、米国民の心を動かしただろうか。聴き手の聞きたいことを“聴き手主語”で語ることが本当のプレゼンテーションだ。
案の定、この公聴会の証言に対して、3月4日付朝日新聞朝刊に「『説明不足』米に失望感」という見出しが踊った。
このプレゼンテーションは、自社主語の問題だけでなく、“結論”は曖昧で、豊田章男社長の話をひと言で表現することができない。ひと言で言えないことは、聴き手の心に残らないということだ。さらに、ロードマップも示されず、話がどのように展開するかもわからない。そして、この3つの項目の順番は、果たして米国民が聞きたい順番だっただろうか。
豊田章男社長が帰国した後、3月2日付日経新聞夕刊に、「豊田社長帰国、『より顧客の目線に』」とした記事が掲載されていた。記事の中で、豊田章男社長は、「私自身もいろいろ学んだ。コミュニケーション能力を謙虚に反省し、分かりやすい愛される会社を目指す」と“自分主語”でコメントした。
トヨタ車に乗っている筆者としては、日本を代表する企業のトップには、自社主語ではなく、“顧客主語”でビジネスを語ってもらいたいと切望する。
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